公示価格は、国土交通省が毎年1月1日時点の土地価格を調査し、3月下旬に公表する価格指標です。この価格は土地取引の指標として利用され、土地の評価額や固定資産税の計算に活用されることが一般的です。
以下の表に、藤沢市の公示価格の平均値を示します。
年度 | 平均価格(円/m²) | 前年比 |
---|---|---|
2020 | 227,408 | - |
2021 | 227,067 | -0.15% |
2022 | 228,659 | +0.70% |
2023 | 236,389 | +3.38% |
2024 | 247,706 | +4.78% |
以下は、住宅地、商業地、工業地の用途別の価格推移をまとめたものです。
年度 | 住宅地(円/m²) | 商業地(円/m²) | 工業地(円/m²) |
---|---|---|---|
2020 | 188,364 | 409,765 | 93,000 |
2021 | 187,903 | 407,471 | 93,000 |
2022 | 189,403 | 409,765 | 93,375 |
2023 | 195,647 | 422,235 | 95,000 |
2024 | 204,566 | 444,353 | 98,625 |
参照元URL:地価公示・地価調査 マップ(https://chika.m47.jp/2024/1/city-14205.html)
藤沢市の公示価格は、2020年から2024年にかけて全体的に上昇傾向にあります。特に注目すべき点として以下が挙げられます:
以下は藤沢市内の主要エリアの2024年公示価格を示したものです。
エリア | 用途別 | 公示価格(円/m²) |
---|---|---|
南藤沢エリア | 商業地 | 1,750,000 |
鵠沼石上エリア | 商業地 | 703,000 |
辻堂エリア | 商業地 | 573,000 |
湘南台エリア | 商業地 | 692,000 |
片瀬海岸エリア | 商業地 | 398,000 |
鵠沼桜が岡エリア | 住宅地 | 295,000 |
六会日大前エリア | 住宅地 | 286,000 |
参照元URL:土地代データ(https://tochidai.info/kanagawa/fujisawa/)
これらの分析を基に、藤沢市は用途別・地域別の特性に応じた土地活用を進めていく必要があります。また、地域の地価情報を継続的に注視し、適切な土地利用計画を策定することが重要です。
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湘南ユーミーまちづくりコンソーシアム:神奈川に本社のある企業のなかで仲介件数最多(2021年10月~2022年9月統計より)https://www.zenchin.com/news/content-747.php
住友不動産販売:流通大手各社のなかで店舗数最多(2022年統計より)https://www.retpc.jp/wp-content/uploads/toukei/202209/202209_3ryutsu.pdf
東急リバブル:湘南エリアに直営店拠点のある企業のなかで管理戸数最多(2021年10月~2022年9月統計より)https://www.zenchin.com/news/2023150.php