ここでは、不動産投資を行うメリットとデメリットについてご紹介します。不動産投資には収益を得られるなどのメリットがありますが、空室によるリスクなどにも注意が必要。不動産投資を成功させるポイントを押さえておきましょう。
不動産投資には、収益を得られるだけではなく節税効果も期待できるなど、さまざまなメリットがあります。
不動産投資の大きなメリットといえば、収益を得られる点でしょう。
たとえば、不動産投資として賃貸経営を始めた場合、毎月の家賃収入を得られます。初期費用として物件購入費がかかるものの、空室対策をしっかりと行えば安定した収益を得られるでしょう。
また、不動産投資には、購入した物件の不動産価値が高まるタイミングで売却する方法もあります。2,000万円で購入した物件が3,000万円で売れるケースもありますから、大きな収益を得ることも不可能ではないのです。
不動産投資は副業として始めることもできます。本業に注力しつつも副業で不動産投資を行い、ゆっくりと収益を増やしていくことも可能でしょう。
投資用の物件を購入してから、減価償却費の発生や損益通算の利用によって所得税や住民税を抑えることができます。
具体的には、投資用物件の耐用年数の間は、減価償却費として計上することが可能。所得を少なく申告できます。また、会計上の支出が収入を上回り不動産投資がマイナスとなった場合は、損益通算を利用可能。不動産投資の赤字分だけ他の所得を少なく申告でき、節税効果を期待できるのです。
資産を相続する際、不動産は現金よりも少ない価値とみなされます。現金では額面通りの価値ですが、不動産は固定資産税評価額によって時価の70~80%程度。つまり、不動産で資産を保有している方が相続税を抑えられるのです。
不動産購入時にローンを組む場合、「団体信用生命保険(団信)」への加入が求められます。団信とは、ローン契約者が亡くなった際にローン残債をゼロにする保険のこと。投資用物件のローンを残して契約者が亡くなってしまっても、遺族はローンを支払わなくて良いのです。
さらに、残った不動産は遺族が経営することが可能。これまでと同様に貸し出して収益を得たり、不動産を売却して現金を手にすることもできます。
不動産はインフレ時にも強いといわれています。インフレ時には現金や有価証券の価値は下がってしまいますが、不動産は物自体に価値があるため、価値が下がりにくいのです。
また、不動産投資によって借り入れたお金は、インフレと共に実質的な返済負担は軽減されます。
不動産投資には、注意点やデメリットもあります。デメリットまでしっかりと理解したうえで、対策を行いましょう。
たとえば不動産投資として賃貸経営を行う場合、空室では家賃収入を得られません。「不動産投資ローンの返済があるのに、家賃収入を十分に得られない」というケースもあるため、空室対策が必須。
空室を避けるためにやるべきことはいくつかあります。たとえば、設備を充実させる・リフォームを行うといったメンテナンスやグレードアップを行い、魅力的な物件だとアピールすることが大切。また、そもそも需要の高いエリアを選ぶことも大切です。ただ、空室対策は容易ではありません。空室対策に強い管理会社などに依頼し、安定した不動産投資を行うことをおすすめします。
不動産投資を行う場合も、固定資産税がかかります。また、市街化区域内に物件を所有する場合は、都市計画税も必要。空室で家賃収入がなくても税金は発生するため注意しましょう。
せっかく空室状態を解消できても、家賃を滞納されてしまうリスクもあります。家賃滞納が長引くほど回収率が下がる傾向にあり、大きなトラブルに発展する可能性も。そのため、家賃回収は管理会社にお任せしてしまうことをおすすめします。
投資物件に修繕が必要になる点も忘れてはなりません。築年数の経過によってさまざまな箇所で修繕が必要になり、費用がかかります。建物が古い・設備が古いといった状態では入居者が集まりにくいため、修繕費を積み立てておくことが大切です。
不動産投資を成功させるためには、まずは物件選びで失敗しないことが大切。不動産購入時にはしっかりと調査を行い、周辺の物件との比較もしながら慎重に決めましょう。
なお、不動産投資は長期的な運用を行う投資方法です。とくに家賃収入によって収益を得る方法ではローリスクな分ローリターンとなることを覚えておきましょう。
不動産投資では、空室対策なども必須です。空室になりがちな物件に入居者を集めることは容易ではないため、信頼できる管理会社に依頼するのが安心です。
そのほかにも不動産投資で心配な点や疑問がある場合は、投資エリアの不動産会社に相談するのがおすすめ。当サイトでは湘南エリアの不動産会社情報のほか、エリア別に不動産投資情報などもまとめているため、ぜひ参考にしてください。
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